お尻や太ももなどにできるデコボコとしたセルライト、これができると見た目も悪い上に一度できるとなかなか落ちません。
そんなセルライトですが、種類があるのはご存じですか?
<セルライトの種類>
セルライトには大きく分けて4つの種類があります。
①脂肪型
下腹部から太ももにかけて現れやすく、カロリーの多い食生活や運動不足によってでき、触ると比較的柔らかいのが特徴で、二の腕にできるセルライトもこのタイプに該当します。
②むくみ型
ふくらはぎや太ももに多く見られ、血流の悪さが主な原因で脂肪型よりもボコボコが目立ちます。
③線維型
セルライトを長期に渡って放置したことで線維化したもので、つまむと痛みを感じます。
見た目がオレンジの皮に似ているため「オレンジピールスキン」とも呼ばれています。
④筋肉質型
筋肉の上に皮下脂肪が付着してセルライトになったものです。
かつてアスリートだった人によく見られ、4種類の中では最も落としにくく頑固です。
割合は脂肪型が最も多く半数半数を占めていて、むくみ型は女性に多くみられるタイプです。
線維型まで発展するのは1割程度に過ぎません。
中には複数の傾向を持つ「混合型」もあります。
<セルライトができるまで>
セルライトは表皮や真皮の下にある皮下組織で作られます。
できるきっかけとなるのが運動不足・冷え・自律神経の乱れ・ホルモンバランスの乱れ・加齢などによる「血行不良」です。
血行不良によって老廃物や余計な水分が溜まると、脂肪細胞が脂肪を溜め込んで巨大化しやすくなります。
そうなると血管が圧迫されてさらに血行が悪くなり、ますます老廃物や余計な水分が溜まるという悪循環です。
巨大化した脂肪細胞はくっつきあって大きな塊へと成長し、これらが真皮にある「線維芽細胞」を押し上げてボコボコとなるのです。
★いかがでしたか?
セルライトは痩せていても出来てしまいます。
もしセルライトが出来てしまったらそのまま放置せず、早めに対処しましょう。