日に日に寒くなり、体調を崩す人が増える季節になりましたね。
風邪予防の基本は「休養と栄養」です。
風邪かな?と思ったら意識して摂るべき栄養素があります。
今回は「食」からアプローチできる効果的な風邪予防法をご紹介します。
「へんだな」と思ったら、まずはたっぷり休みましょう
「休養」は身体の休養だけでなく心の休養も含みます。
多忙で精神的にストレスがたまってしまうと、どうしても身体に影響が出て風邪を引きやすくなってしまいます。
少しでも「ヘンだな?」と感じたら、周りへの影響を最小限にとどめるためにも早めに心と身体の休憩をとるようにしましょう。
風邪かな>と思ったら摂りたい栄養素
風邪の時も栄養の基本は「バランスの良い食事」です。
もちろんダイエット中であっても風邪かもしれないと思ったらダイエットはいったんお休みです。
ダイエットは食事からのエネルギー源を減らして、体脂肪等を燃焼することで体重を下げていきますが、摂取エネルギー量が不足すると相対的に免疫力を強化するための栄養素が不足しやすくなります。
そのため、免疫力が低下して治りが遅くなります。
風邪予防や風邪を引いてしまったとき、免疫力を上げるために特に意識してほしいことは3つあります。
①ビタミン類を多めに摂る
ビタミンは食事に含まれている栄養素を身体に必要な成分に変換して使う際の潤滑油です。
潤滑油が不足すると、身体に必要な栄養素が供給されづらくなるため、抵抗力が弱くなります。
ビタミン類の中でも特に摂りたいものは「ビタミンC」「ビタミンA」「ビタミンB1」です。
多く含まれている食品は以下の通り
・ビタミンC:レモン、イチゴ、ミカン、キウイフルーツ、ブロッコリーなど
・ビタミンA:レバー、うなぎ、卵、ニンジン、カボチャ、小松菜など
・ビタミンB1:豚肉、大豆など
②温かい料理をたべる
熱があって体温が高かったとしても、汗などで身体を冷やしてしまうことがあります。
低体温の時は免疫力も下がりやすくなってしまうため、身体をしっかりと温めることが大切です。
冷たい料理より温かい料理を選ぶと、身体の内側から温まりやすくなります。
熱があるときは冷たい物が美味しく感じられますが、身体は冷えやすくなってしまうのでなるべく食べるのは控えましょう。
③水分をたっぷり摂る
熱があるときは通常時よりも汗や呼吸から水分が出ていきます。
そのため脱水状態になりやすくなります。
飲むのは白湯やカフェインが少ない飲み物が良いでしょう。
★いかがでしたか?
食からの対策以外にも、室内の湿度を70%くらいに保つと風邪の原因菌の活動が弱まり感染力が低下します!
さらに熱を下げたい時は、おでこではなく「わきの下」を冷やすと効果的です!
風邪のときだけでなく、熱中症のときにも応用できるので是非覚えておいてくださいね!