35度以上の猛暑日が連日続く今の日本、エアコンが無いと暮らしていけませんよね。
当然ながら昼が「猛暑日」なら、夜は25度を下回ることのない「熱帯夜」になるのは必然…エアコンなしでは満足に寝る事すらできません。
結局朝までエアコンをつけっぱなしにしているご家庭も多いと思います。
しかし朝までエアコンをつけっぱなしにしていると起きた時に体のだるさを感じることはありませんか?
体はどちらかというと熱がこもっている感じなのに、手足の先は冷たくてとにかく脱力感がある。
これはいわゆる冷房病の症状の1つです。
冷房病とは?
冷房によって自律神経が障害を起こし、体温調節機能がうまく働かなくなってしまうことで、だるさや冷え、胃腸障害、生理障害などの症状を引き起こします。
人は寝ている時、身体を休ませるために身体全体の温度を下げます。
温度が下がることで色々な器官の活動力が下がるので、機能を休ませることができるのです。
しかしエアコンを一晩中つけたまま寝てしまうと、身体の温度が下がっている状態で必要以上の冷気にさらされることになります。
また、寝ている時に汗をかくことで体温調節を行っているのが、部屋が寒いことで汗をかくことができず体の中に熱がこもってしまい、血流も悪くり身体は暑いのに手足が冷えるといった症状がでてしまいます。
身体は暑いのか?寒いのか?どっちに対応したらいいのか分からない…という状態になってしまうのです。
だるくなったらこの方法で回復!
朝起きてだるいと感じるようなら「冷房病」になっている可能性があるので、以下のような方法で身体の状態を元に戻してあげてください。
①シャワーやドライヤーで「うなじ」「首」「背中」を温める
だるさと同時に手足の冷たさが気になる場合は、うなじ、首、背中に熱めのシャワーをかけてあげましょう。
この3ヵ所には太い動脈が通っており、短時間で身体を温めることができます。
ドライヤーも同じで、2~3分ほど温風で温めてあげると良いです。
②とりえず何か着る
冷房病は、まず冷えた身体を温めることが大切です。
疲れと同時に寒さを感じたら、パジャマの上になにか羽織ったり、靴下やスリッパで冷たい床に触れないようにしたりと対策を取りましょう。
③温かいものを飲む
喉が渇いていたら冷たいお茶や水ではなく、常温や温かいものを飲むようにしましょう。
また「生姜」「ニンニク」「ネギ」などが入った野菜スープなどの身体を温める食事を積極的に摂るようにしましょう。
★いかがでしたか?
冷房病はひどくなると夏でも暖房が必要だと思うくらいの寒さを感じることもあるそうです。
夏に暖房なんて最悪ですよね…。
暑いからといって部屋の温度を下げ過ぎないように注意しましょう!