ご存じの方も多いとは思いますが、軟水と硬水の分類は水に含まれているカルシウムとマグネシウムの量によって分けられています。
美容のためには軟水がいい、硬水がいい、など色々聞きますが、それぞれで得られる効果が違うためどっちが良いとかはありません。
今回は軟水と硬水の規定とそれぞれの効果についてご紹介します。
水の高度の規定
世界保健機関(WHO)は水の高度の規定として
●硬度60ml/L未満を軟水
●硬度60~120ml/L未満を中程度軟水
●硬度120~180ml/L未満を硬水
●硬度180ml/L以上を非常な硬水
という基準を定めていますが、一般的には硬度120ml未満を軟水、硬度120ml以上を硬水という呼び方をしていることが多いです。
軟水の効果!
1.お肌も髪もツヤツヤに!
肌や髪に優しく角質をほぐして肌をなめらかにし、石けんの泡立ちも良くなり油分を奪い過ぎないという特徴があります。
2.胃腸への負担が少ない!
軟水は含まれているミネラルが少ない分、胃腸への負担が少ないという特徴があり、胃腸が弱い人や赤ちゃんが飲むのに適しています。
硬水の効果!
1.便秘解消!
硬水に多く含まれているマグネシウムは下剤に使われていることもあるくらいお腹を緩ませる効果があります。
2.ミネラルの補給
大量に汗をかいた後など体からミネラル分がでてしまった時には、ミネラル分豊富な硬水でミネラル分を補給するのもいいですし、外食続きで良い塩分が摂れていない時はミネラル不足の可能性があるので硬水を活用するのもアリです。
※大量の汗をかいていて体力を消耗しているような場合に硬水で水分補給をすると胃腸に負担をかけてしまう可能性もあるので注意しましょう
軟水と硬水の見分け方!
ミネラルウォーターのラベルを見ると硬度〇〇mg/Lという表示があります。
軟水や硬水などの水を選ぶときは成分表示のところをチェックしてみましょう。
★いかがでしたか?
日本は基本軟水がほとんどですが、コンビニなどで売られているエビアンなどは硬水です!
今度コンビニで水の成分表示を見てみるのもいいかもしれません!