睡眠がダイエットと大きな関係があるのをご存じですか?
実は成人が一晩寝ると約300~500kcal消費するといわれています。
これは30~40分のランニングをしたときと同じくらいの消費カロリー量です。
寝ている時は体のほとんどを動かさないので、ほぼカロリーは消費されていないのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、正しく睡眠を取ることで運動したのと同じようにカロリーを消費することができます。
逆に睡眠不足だと太りやすくなることが分かっています。
今回は睡眠とダイエットの関係についてご紹介します。
睡眠とダイエットの関係
ダイエット成功のカギは質の高い睡眠です。
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」と「レプチン」というふたつのホルモンがダイエットに関係しているからです。
●脂肪燃焼に関わる成長ホルモン
成長ホルモンと聞くと、成長過程にある子供に分泌されるものというイメージをもつ方もいますが、実は生涯にわたって分泌されるホルモンです。
成長ホルモンには体内にある細胞の代謝を促して新しい細胞を作り体を再生するという大切な働きがあります。
また、体内に蓄積された脂肪を分解・燃焼する作用もあるため、成長ホルモンが分泌されるとカロリーも消費されるのです。
●食欲を抑えるレプチン
睡眠中には食欲を抑えるレプチンというホルモンも分泌されるといわれています。
しかし、睡眠不足だとレプチンの分泌量が低下するため食欲をコントロールしにくくなり、食べ過ぎを招きやすくもなります。
このようなことから、良質な睡眠をとることはダイエットをするうえで重要といえます。
睡眠不足だとどうなる?
睡眠不足になると、上述したとおり成長ホルモンの分泌が減少し、代謝が落ちて太りやすくなります。
またレプチンの分泌量も減り、代わりにグレリンという食欲を増進するホルモンの分泌量が増えることが分かっています。
結果、睡眠時間が短いと食欲も増進されるので太りやすくなるといことです。
★いかがでしたか?
質の高い睡眠をとることが痩せやすい体質づくりには欠かせません!
普段から夜更かししている方は、きちんと寝るようにしましょう!