足のむくみ対策におススメの食材

むくみとは、皮下組織に水分が溜まった状態を指します。

特に足がむくむのは重力の影響で体の下の方に水が溜まるためです。

今回は重力以外にもむくみが起こる原因と、むくみの緩和に役立つ食材・生活ポイントについてご紹介します。

 

■ 塩分の摂りすぎ

塩分は日常生活で不足することはほとんどなく、摂りすぎてしまいがちなミネラルです。
摂りすぎる体の中に水分を溜め込む作用によってむくみが起こります。

■ お酒の飲みすぎ

アルコールには体の中に水分を溜め込む作用があり、むくみを引き起こします。
翌日に顔がむくむのは就寝中は足だけに水分が集中することがないからです。

■ 極端なダイエット

食事を極端に減らすダイエットなどで低栄養の状態が続くとむくみやすくなります。

■ 生理前に起こるホルモンバランスの変化

生理前は女性ホルモンのバランスが乱れ体に水分を溜め込もうとするので、むくみや体重増加が起こります。

■ 長時間同じ体制を続ける

立ち仕事や座りっぱなしなどの仕事で長時間同じ体制を続けると下半身がむくみやすくなります。
その理由は第2の心臓ともよばれるふくらはぎから心臓に血液をうまく送り返せず、水分が下半身にとどまりやすくなるためです。

■ 体の冷え

血行不良によって体の冷えが生じます。
そして末端まで血液やリンパ液がスムーズに流れなくなることで水分が下半身に溜まりやすくなり、足がむくみやすくなります。

 

 

■ 栄養バランスを整える

体は主に「水分・たんぱく質・脂質・ミネラル」の4つの主要成分でできていて、過不足があると肥満、栄養失調、むくみなどが起こります。
体の機能を正常に保つためのビタミンも健康な体を保つのに重要な成分です。

これらの成分の中でも、むくみ防止のために十分摂りたい栄養素はたんぱく質、カリウム、ビタミンB1です。
それぞれの栄養素がむくみ緩和に必要な理由と多く含む食材は下記の通りです。

 

■ 塩分を控える

むくみの原因である塩分はできるだけ減らすようにしましょう。
実は私たちが1日に摂る塩分は7割が調味料からで、かけ過ぎ、つけ過ぎなどの使い過ぎを改めることが大切です。

＜使い過ぎに注意したい調味料＞
食塩・醤油・味噌・ドレッシング類・コンソメ・カレールー・粉末出汁など

■ 空いた時間に体を動かす