健康や食事に気を使っている人を中心に人気を集める玄米。
白米よりも栄養価が高いことで知られていますが、実際どのような健康効果が期待できるのかご存じでしょうか?
今回は玄米の栄養素についてご紹介します。
\白米より優秀⁉玄米の栄養価/
そもそも玄米とは精白前のお米で、表皮や胚芽といった糠(ぬか)がついた状態のものをいいます。
一般的に玄米は白米に比べて栄養価が高いことで知られていますが、その秘密は糠に、次のような栄養素が多く含まれています。
●不溶性食物繊維
便秘解消や腸内環境を整える食物繊維。
中でも水に溶けにくい性質を持つ不溶性食物繊維には、便のカサを増したり、腸を刺激して排便を促す働きがあります。
玄米にはこの不溶性食物繊維がとくに豊富で、炊いた状態で比較すると、その量は白米の約2倍にもなることが分かっています。
●ビタミンB1
玄米の糠は白米の約8倍ものビタミンB1を含んでおり、糖質がエネルギーに変わるのを助ける働きがあります。
糖質はエネルギーの源。
特に神経や筋肉では沢山のエネルギーを使うので、生き生きと生活するために欠かせないビタミンです。
ビタミンB1は現代人に不足しがちな栄養素といわれていて、とくにインスタント食品などを多く摂っている人は要注意です。
●マグネシウム
玄米には白米の約7倍のマグネシウムが含まれています。
マグネシウムはミネラルの1つであり、骨が作られるのを助けたり、たんぱく質の合成などに関わっています。
また、神経伝達物質が正常に働くのをサポートしたり、心機能や筋肉の収縮など身体のさまざまな働きを助けます。
マグネシウムも現代人に不足しやすい栄養素の1つ、偏った食生活のほか過度な飲酒やストレスなどが不足の一因になります。
●γ(ガンマ)オリザノール
聞きなれない名前ですが、玄米に含まれるγオリザノールは、血糖値の上昇を抑えたえり、血液中の脂質を低下させるのに役立つのではないかと言われています。
また動物実験では、脳に作用して食欲を抑える作用があることも分かっていて、生活習慣病やメタボリックシンドローム改善などへの効果が期待されています。
★いかがでしたか?
このように玄米には白米よりもたくさんの栄養素が含まれています!
健康のためにも玄米にしてみるのも良いかもしれませんが、味や食感が苦手…という人も多いと思います!
そんな方はぜひ酵素玄米を試してみてください!