白米よりも栄養価の高い玄米ですが、味や食感が苦手という方も多いかと思います。
そんな人におススメなのが酵素玄米。
玄米と何が違うの?と思う方のため、今回は玄米と酵素玄米の違いと酵素玄米の作り方についてご紹介します。
玄米と酵素玄米の違い
酵素玄米は玄米を炊いてから3日間ほど保温されたもののことで発酵玄米などとも呼ばれています。
しっとりモチモチとした食感になることから、玄米が苦手な人でも美味しく食べられると数年まえから人気を集めています。
酵素玄米は塩や小豆と一緒に炊くのが一般的で、塩を加えることにより玄米や小豆の苦み、えぐみを緩和することができます。
また小豆には老化防止に役立つポリフェノールやコレステロールなどの増加を防ぐサポニンなども含まれています。
よりさまざまな栄養素を摂取したい人や、モチモチとした食感が好きな人は酵素玄米を試してみると良いかもしれません。
玄米や酵素玄米を食べるときの注意点
白米よりも栄養価の高い玄米や酵素玄米、さまざまな健康効果がありますが食べ過ぎには注意が必要です。
というのも、玄米も白米と同じく炭水化物が主な栄養素の食品でカロリーは白米とほぼ同じくらいで、食べ過ぎると肥満の原因にもなるので1食あたりの量はお茶碗に軽く1杯程度を目安にしましょう。
この量で物足りなさを感じる場合には、咀嚼回数が少ない可能性があるのでしっかり噛んで美味しさを味わってみてください。
スムーズな消化を助ける上でも、よく噛んで食べることは大切です。
さらに主菜や副菜、汁物などさまざまな食品を一緒に摂ると栄養バランスが整のい、噛む回数もさらに増えて食べ過ぎ防止にもつながります。
酵素玄米の作り方
1.玄米と小豆を洗う
小豆は乾燥したものを使用します。玄米と小豆をボウルなどに入れて優しく洗い、数回水をかえて表面のホコリなどを取り除きます。小豆の量は玄米1合あたり7~10gが目安ですが、お好みで調節してください。
2.浸漬する
玄米と小豆を炊飯釜に入れて水を注ぎ、小豆と同程度の水(小豆10gなら水10ml)を足します。
そのあと塩少々を加えて全体を軽く混ぜ、その状態で6~8時間浸漬します。
3.炊飯する
玄米モードがない場合には通常の炊飯モードで炊きましょう。
4.保温の状態で3日間ほど置く
保温モードのまま3日間ほど置きます。1日1回程度炊飯器を開けて全体をかき混ぜ炊飯から3日ほどで食べごろになります。
3~4日を目安に食べきりましょう。
★いかがでしたか?
酵素玄米は自宅の炊飯器でつくることができます!
最近ではレトルトの酵素玄米も販売されているので、試しに買ってみるのもいいかもしれませんね!